泣けるアニメ

猗窩座の悲しい過去を徹底解説|鬼になった原因と失われた愛

猗窩座の過去は「鬼滅の刃」の中でも最高クラスに悲しい――。

上弦の参として数多くの人を殺してきた彼ですが、
人間だった頃の猗窩座は「誰よりも優しく、誰よりも不器用な青年」でした。

父親の病、罪を重ねた後悔、そして恋人・恋雪(こゆき)の無残な死。
何度も手を伸ばしては、大切な人を奪われてきた猗窩座。

彼が鬼になった理由には、胸を締め付けるほど深い“喪失”があります。

上弦の参・猗窩座について

猗窩座は鬼舞辻無惨の配下・十二鬼月の上弦の参。
近接格闘術「破壊殺」を操り、鬼では珍しく武術のみで戦う肉弾戦のスペシャリスト。

                         初登場は「夢幻列車編」で作中で初めて登場した上弦の鬼でもあり、鬼殺隊最強の柱である炎柱・煉獄杏寿郎と激闘を繰り広げました。

猗窩座の少年時代 — 父を救うために罪を重ねた日々

猗窩座の本名は「狛治(はくじ)」
幼い頃から、病気の父を助けるために必死でした。

薬代を稼ぐため、
彼は 盗みや暴力沙汰 という罪に手を染めてしまいます。

 

しかし――
父親は「罪を重ねて自分を救ってほしくない」と遺書を残し、自殺。

この瞬間、狛治の心は大きく揺らぎます。

その後、ある町で大人7人を叩きのめしていた狛治の前に、「素流」道場を営む慶蔵が現れる。

門下生にならないかと誘われた狛治は怒って勝負を挑むが、まったく敵わずに完敗。慶蔵は彼を道場へと連れて行くのだった。

恋雪(こゆき)との出会い — 狛治の心を救った唯一の光

父を失い、生きる意味をなくした狛治。
そんな彼を救ったのが、後に恋人となる 恋雪(こゆき) でした。

病弱な少女でありながら、
狛治の過去を責めず、ただその優しさを見てくれた人。

◆ 恋雪が狛治に与えたもの

・自分は“悪人”ではないという救い

・生きるための理由

・誰かに必要とされる喜び

・未来への希望

狛治にとって恋雪は
「生きる価値そのもの」 だったのです。

だがそんな中悲劇が起こる…

すべてが崩れ去った悲劇 — 師範と恋雪の毒殺事件

狛治は恋雪と未来を歩むため、
真面目に修行に励み、人生をやり直していました。

しかしその努力は、あまりにも残酷な形で終わります。

恋雪とその父(狛治の師匠)が
他の道場に嫉妬した人間たちに毒殺 されたのです。

狛治が必死に守りたかった
“大切な人”が、また奪われた。

◆ この瞬間、狛治という青年は壊れた

恋雪という“希望”が奪われたことで、
彼は生きる意味を完全に失い、
人間としての心が崩壊しました。

そして復讐の為、狛治は井戸に毒を入れた隣接の剣術道場に殴り込みに行き、素手で67名を殺害しました。

狛治と鬼舞辻無惨との出会いは?

恋雪と師範を失い、
心も未来も消えた狛治は、もはや“生者”とは呼べない状態でした。

そんな彼の前に現れたのが 鬼舞辻無惨

生きる希望を失った狛治は鬼へと生まれ変わりました。

猗窩座の最期 — 恋雪の手を再び握る救い

最終決戦で猗窩座は自らの過去と直面し、
恋雪の幻を見ます。

恋雪は狛治に優しく語りかけます。「狛治さんありがとう、もう充分です」

その言葉に導かれ、
猗窩座は“人としての心”を取り戻し、
恋雪の手を握るようにして静かに消えていきました。

鬼滅の刃の中でも
もっとも美しく、もっとも切ない再会。

猗窩座は最後にようやく、
“失われた愛”を取り戻した少年 に戻れたのです。

 

まとめ — 猗窩座の過去は“愛を求めた青年”の物語

猗窩座は誰よりも優しく、
誰よりも愛を求めた青年でした。

・父を救いたかった優しさ

・恋雪に生きる希望を見つけた純粋さ

・何度も大切な人を失った絶望

・その喪失が生んだ強さへの執着

猗窩座の物語は
「守れなかった愛を追いかけ続けた青年の悲劇」 です。

鬼となり、人を殺した彼は確かに悪ですが、
その根底にあるものは“愛の欠片”でした。

だからこそ彼の最期は、
鬼滅の中でも屈指の泣ける名シーンなのです。